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カーテン選び

これから春に向けて引っ越しを控えている方必見!

カーテンの種類や選び方、サイズの測り方等をお知らせしたいと思います。

柄や素材を、空間の雰囲気に合わせてカーテンスタイルを選びましょう。同じファブリックでもヒダの取り方でがらりと印象が変わります。空間やイメージに合わせてお気に入りのものを見つけてください。

 

◎ポピュラーな3つ山、2つ山、プレーン

カーテンのヒダ仕様でよく見かけるヒダが3つ山ヒダと2つ山ヒダです。3つ山ヒダと2つ山ヒダでは、窓幅に対してカーテンに使う生地の量が異なり、仕上がり感、価格共に変わってきます。

 

【3つ山ヒダ(2倍~2.5倍ヒダ)】

3yama

・オーダーカーテンの中心となるヒダ仕様でヒダ山を3つとったもの。 ヒダ間隔は10~12cm。
・生地の幅を窓幅に対して2倍~2.5倍。最近は2倍使いで3つ山を取るのが一般的。
・生地を多く使うため、カーテンのドレープラインが深くとれてゆったりと美しく見える。グレード感のある空間にお薦めのヒダ仕様。
・生地を多く使うため価格は高くなる。
・お薦め生地・・・ドレープ、レースともに向く。

【2つ山ヒダ(1.5倍ヒダ)】

2yama

・既成品でよく見かけるヒダ仕様でヒダ山を2つとったもの。ヒダ間隔は15cm前後     と広めになる。
・使う生地の幅は窓幅に対して1.5倍程度。
・生地の量が少ないため、ゆったりとしたドレープラインが出ない。すっきりとした印象のカーテンに仕上がる。
・3つ山ヒダに比べると安価。
・お薦め生地・・・ドレープ、レースともに向く。柄が見えやすいので柄を生かし たい時にはお薦め。3つ山ひだに比べるとグレード感に劣るので高級感を出したい場 合には避けたほうがよい。

【フラット(1.3倍程度)】

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・ヒダをとらないカーテンでフラットですっきりとした表情になる。生地の柄を見せるのに向く。
・生地の幅を窓幅に対して1.3倍程度。
・2つ山ヒダに比べても生地の使用量が少ないので安価。
・お薦め生地・・・色柄のはっきりとしたドレープやプリント。

 

 

◎タブ&ハトメ

【タブスタイル】

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・タブと呼ばれるテープでカーテンを吊るスタイル。ヒダがないので生地の柄を見せるのに向く。タブを装飾レールに掛けてカーテンを吊るので、すべりの良い装飾レールを選ぶと良い。
・生地の幅を窓幅に対して1倍~1.3倍。
・加工料がかかるのでプレーンスタイルより価格は高め。
・お薦め生地・・・ドレープやプリント。タブとカーテンの色を変えたデザインもお薦め。タブが太いので素朴な印象になるため、カジュアルスタイルやカントリースタイルなどにお薦め。エレガントな空間やシャープでスタイリッシュな空間には向かない。

 

【ハトメスタイル】

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・カーテンにハトメで穴を開け、細めの装飾レールに通すスタイル。開閉がスムースにいくようにすべりの良いレールを選ぶと良い。開閉時にハトメとレールがぶつかり音が気になることもある。
・生地の幅を窓幅に対して1.3倍~1.4倍。
・加工料がかかるのでプレーンスタイルより価格は高め。
・お薦め生地・・・ドレープやプリント。レースでも作成可能。金属を使っているのでモダンでスタイリッシュな空間にお薦め。

 

◎レースカーテン 

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日中の主役となるレースカーテン。フリルやトリムを施したスタイルは、エレガントで優しいニュアンスを与えてくれます。
こだわりのスタイルで窓辺をより美しく優雅に演出してみませんか。

 

 

◎ロールスクリーン

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ロールスクリーンは、スクリーン用に加工した生地を上部のローラーパイプに巻き取って使う窓掛けです。上下に開閉するので、夏の上からの日差しを遮ったり、隣家の上階からの視線を防ぐのに向いています。

また、カーテンのようなプリーツが無く、たまりも上部のパイプ巻き取られるため、生地がもたつかず見た目がすっきりとした印象になります。フラットな仕上がりなので、窓前の机や棚など、たまりが邪魔になるような場所、収納の目隠しや部屋の間仕切りとしてもお勧めの窓掛けです。

 

 

◎プリーツスクリーン

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プリーツスクリーンとは、一枚のスクリーンを畳み上げて、上下に開閉するタイプの窓装飾のこと。このプリーツスクリーンの一番の特徴は、すっきりとしたデザインです。

スクリーンに使用されている生地は、主に不織布や和紙といった素材。樹脂加工を施した生地にピシッとプリーツをつけて織り上げるため、すっきりとした水平ラインが印象に残ります。

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端整ですっきりとした表情のプリーツスクリーンは、和風テイストに良く似合います。和室でも障子に代わって採用することも増えています。

 

 

◎シェード

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カーテン生地を用いてコードの操作で上下に昇降させるスタイル。
シンプルなタイプはヒダが寄らないのでスッキリとして、外の景観を楽しみながら、昇降で光を調節することができます。

厚手のドレープやプリント、薄手のトランスペアレント、レースなどをシェードに使って、カーテンと同様に生地の種類によって日差しや視線を調整する効果を変えることができます。

シェードに使う生地はロールスクリーンのように加工しないため生地本来の風合いを楽しめます。また、シェードを下げてしまえば一枚の布のようになり、柄そのものをきれいに見せたいときにもお勧めです。

 

 

◎レースシェード

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裾をたくし上げることで生まれる上品なウェーブが、空間に優しい印象を与えます。
デザインバリエーション豊富です。

 

 

◎ブラインド

【バーチカルブラインド】

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バーチカルブラインドはスーッと伸びた縦のラインにデザインの特徴があり、シンプルでスタイリッシュなインテリアによく似合います。縦ラインは高さ感を強調し、よりダイナミックな空間をつくります。

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バーチカルブラインドは窓に掛けるだけではありません。たまり部分が少ないので、リビングとダイニングを仕切る、ワンルームのベッドスペースを区切るなど部屋の間仕切りとしても使うことができます。ルーバー素材の透過性や角度の調整によって、なんとなく視線が通る、しっかりと遮るなどシーンによって使い分けもできますね。

 

【ウッドブラインド】

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窓周りをすっきりさせたいときは、無駄がなくシンプルなブラインドを選びましょう。
窓の用途や大きさに合わせて組み合わせると便利な機能もあるので、お好みのタイプを見つけてください。

 

カーテンには色んな効果があります。

・遮蔽効果 ・遮光効果 ・調光効果 ・断熱効果 ・保温効果 ・吸音効果

・防音効果 ・審美的効果

カーテンを上手に使い快適な暮らしを目指しましょう。

 

次回はカーテンの測り方作り方についてご紹介します。

 

 

 

 

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